タマラヘンリケ
タマラヘンリケは、アメリカンヴォーグで経験を重ねた後、2000年にオリジナルブランドを設立しました。彼女は曇りがちで雨の多いスコットランドで育っており、子供のころから可愛いレインブーツに憧れを抱いていました。
そんな彼女はある時、香港の靴工場で優れたプリントの技術を発見することになります。都会的なファッションアイテムとしてのレインブーツを、そのプリント技術を応用して制作すると、またたくまに評判を呼ぶこととなり、ポールスミスやトーマスピンクなどがすぐに飛びつくほどでした。
現在彼女は、お洒落なレインブーツデザイナーの先駆者的存在として広く知られています。タマラヘンリケがいつも重視しているのはファッション性です。ストライプやチェック、水玉、花柄などスタンダードな柄を使いながら、類まれなカラーリングのセンスでレインブーツをデザインしています。
長靴タイプだけでなく、ウエスタンブーツ、ヒール、ローファー、バレエシューズと様々な種類のシューズを発表しています。「ウェリントンブーツ」はレインブーツの定番です。細身のシルエットとおしゃれなデザインは、従来の長靴のイメージを大幅に変えるきっかけとなったレインブーツです。「ジョッキー」は乗馬ブーツ型のレインブーツです。蒸れにくいメッシュのインナーになっています。マットな表面なので長靴っぽさもなく普段履きに最適です。